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毛先がチリチリしてバサバサです。それでも縮毛はかけれるの?

こんにちは!

 stylist 飯塚です。

お客様からのご質問でした。

髪の毛はポーラス状態やビビリ毛と呼ばれる状態?

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「今の髪は枝毛ばかりで髪はボロボロです…」とのことですが、実際にお客様の髪を診てみないと断定はできませんが、もしかすると髪の毛がいわゆるポーラス状態やビビリ毛と呼ばれる状態になってしまっているかもしれません。

 別のよくあるご質問でも紹介しましたが、薬剤を過剰反応させてしまうことで、著しく髪のコンディションを落としたダメージヘアのことを私たち美容師は

「ビビリ毛」、あるいは

「ポーラス毛」と言います。

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 髪の毛はその構造をよく、のり巻きに例えて表現します。

通常、健康な髪というのは

「海苔の中にお米や具材がびっしりと詰まっている状態」

に近い構造になっています。

一方で、ビビリ毛やポーラス毛というのは、

「中身のお米や具材が抜けてしまい、外側の海苔しか残っていない状態」

に近いと言えます。

 

・髪というより、抜け殻のようになってしまっている。
・少し触っただけで、すぱすぱと髪が切れていってしまう。

 こういった状態をポーラス状態と言います。

「ビビリ毛」や「ポーラス毛(状態)」というのは髪の毛の内部がストローのように空洞になってしまっている状態

 

最悪の場合、断毛や髪の毛が溶けていってしまう、、、
 

中が空洞になり、非常にデリケートになっている状態では、当然ですが美容院の中でも最大級にダメージが伴う施術である縮毛矯正をかけることは難しくなってしまいます。

・縮毛矯正をかけてしまえば、髪がもっとチリついてしまう。
・最悪の場合、断毛したり薬剤が反応し、髪の毛が溶けていってしまう。
 といった事ででてきます、、

「こんな状態の髪でも縮毛矯正できますか?

効果が弱まってしまったりしますか?」

とのことですが、今の髪の状態で縮毛矯正をかけることは絶対にオススメできません。

 ビビリ毛やポーラス毛になってしまっている場合、一番の解決方法はやはり傷んだ髪をカットすることです。

ご要望とは異なってしまいますが、

縮毛矯正をご検討頂くのはビビってしまっている毛髪部分がカットされて無くなった後にする事がいいですね、、

 

どうかご理解頂ければと思います。

ご参考にしていただけると嬉しいです。

 

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飯塚史也

飯塚史也

LOANA ROPPONGI スタイリスト
LOANAスタイリストの飯塚史也です。 髪のヘアケアを学び、髪に負担を掛けない施術をして、高い再現性できれいな髪を作ります。癖毛でお悩みの方、髪のダメージでお悩みの方、髪の毛の土台であるヘアケアにこだわり処理剤を使用したベースになるトリートメントを組み合わせた縮毛矯正と艶髪カラーが得意です。

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